ネットショップの集客力をアップさせたい!おすすめの方法やコツとは

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インターネットやスマートフォンが幅広く普及している今の世の中で、ネット通販を利用する人はどんどん増えています。最近では、コロナ禍において、実店舗での売り上げが減った人が参入したり、副業でネットショップを開業する人が増えたり、さらにネット通販業界は盛り上がっています。

しかし、ネットショップは実店舗と違い、通り掛けにお店に入ってもらえることはほぼありません。とにかくお店を見つけてもらうこと=集客が大切なのです。ここでは、ネットショップの集客力をあげたいという方のために、ブログやSNS、有料広告など無料のものから有料のものまで、ちょっとした比較をしながら、さまざまな集客方法をご紹介します。

ネットショップで集客が大切な理由とは

ネットショップとは、その名のとおり、インターネットを使って商品を売買するウェブサイトのことです。食品や衣類、家具や家電など、生活に必要なものから、音楽データのダウンロードや旅行の予約もネットショップを通じて行えます。

外出せずとも自宅で注文から荷物の受け取りまでできるので、忙しくて買い物に行く時間がない、子育て中でなかなか思うように外出できないという人をはじめ、多くの方が利用したことがあるでしょう。最近では、購入するだけでなく、商品を販売する立場としてネットショップを開設する人も増加傾向にあります。

ネットショップを開業する方法には、shopify(ショッピファイ)のようなASP型とAmazon(アマゾン)のようなモール型などがありますが、いずれにせよ開業する上で、重要な課題となるのが集客です。いろいろな準備を経て、いざ開業しても、集客ができなければ商品は売れません。

集客の方法にはいろいろなものあります。インスタなどのSNSやブログ、広告を使ったものなど、無料のものから有料のものまでさまざま。ネットショップの集客は、知識を得てもきちんと活用できなければ、一時的に売り上げをアップすることができても、安定した売り上げを継続することは難しいでしょう。

ネットショップをうまく運営するには、自分にあった集客方法を見つけて、きちんと活用することが重要なポイントです。開設したばかりで予算があまりないから無料の集客方法が知りたい、短期集中して集客をあげたいから有料で構わないなど、それぞれに目的や事情もあるでしょう。

ここからは、無料・有料それぞれでできる集客方法をくわしく説明していきます。

無料でできる集客方法はコレ!

ネットショップを開設したばかりだと、予算に余裕がないという人もいるでしょう。それに、良いかどうかもわからずに、やみくもに有料サービスを利用しても効果があるかどうかはわかりませんよね。

そこで、ネットショップを開業したら、まずは無料でできる集客方法を実践することをおすすめします。ここでは、すぐにできる無料の方法をいくつか紹介していきます。

「SEO対策」はすぐにできる集客方法

SEO対策という言葉は聞いたことがあるけど、そもそもどういう意味なの?ネットショップの集客に関係あるの?という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。

SEOとは、「Search Engine Optimization」の頭文字を取った言葉で、訳すと「検索エンジン最適化」という意味です。SEO対策はわかりやすくいうと、「ネットで検索したときに、自分のネットショップが上位に表示されるように手を尽くすこと」。

上位に表示されれば、おのずとネットショップの認知度が上がり集客にもつなげられるため、SEO対策は行うべき集客方法のひとつです。

SEO対策の方法はとっても簡単!お客様が販売している商品が欲しくなったときに検索するであろうキーワードを、商品や店名、説明文などに組み込むだけです。お店側の設定だけでできる方法なので無料というわけです。これなら、今すぐにできそうですよね。

まずは、お客様が検索しそうなワードを調査し、そのワードを店名や商品名、説明文などに組み込みましょう。そうすると、ネットショップは検索エンジンに認識され、ユーザーをショップへ誘導することができます。

注意したいのは、無理やりキーワードを詰め込んだような不自然な名称になってしまうと、Googleのチェックに引っかかり、逆に順位を落としてしまうケースがあること。SEO対策は、むやみにキーワードを詰め込んで順位アップを狙うのではなく、ユーザーのことを考えて設計することが重要です。

また、SEO対策は設定した内容が反映されるまでにタイムラグがあり、検索結果にSEOキーワードが反映されても、それから検索エンジンに評価され、上位に表示されるまで、根気強く待つ必要があります。そのため、お店の店名を考えたり商品登録などをする時点など、なるべく早めに取り組むと良いでしょう。

「ブログ」で有益な情報を流して集客力アップ!

もう1つ、無料でできる集客方法が「ブログを書くこと」。無料で開設できるブログサイトに登録して自分のブログを開設し、そこで書く記事の中に自分のネットショップをリンクさせて購買に繋げるという方法です。

ブログでの集客は、ネットショップで取り扱っている商品についての情報をメインテーマに、ユーザーが興味を持つような記事を書くことがポイントです。

ブログは、企画・執筆・効果検証を繰り返し行いながら継続的に情報を発信するため、地道な作業が必要となります。しかし、書いた記事はブログ内に残り続けるのでブログの資産となり、掲載した後も引き続きネットショップの集客力を高めてくれます。

忙しくて更新できなかったり、ネタがつきてしまったりして、途中でやめてしまったら、それまでの苦労が水の泡となってしまいます。記事数をコツコツ増やすことで、長期的に見たときに集客につながっていくのです。

ユーザーが興味を持つような記事を書くコツは、記事タイトルを工夫することと、ブログを書く人の選定です。

記事タイトルは、パッと見てどんな内容の記事なのかわかりやすく表現すること。読むと得られるメリットや、あえて疑問形にして好奇心を誘うなど工夫したタイトルをつけることが重要です。さらに、記事タイトルにこだわることで、集客力アップに加え、SEO対策やSNSの拡散にも繋がるため、ブログのタイトルはとても大切なポイントといえます。

また、ブログを書く人は知識が豊富で、興味を引くような文章を書ける人を選びましょう。ブログ記事の中身が薄いと、はじめは良くてもだんだんとユーザーが離れていってしまいます。オリジナリティがあり自分だけの視点を盛り込んだような記事だと、SEO対策にも有効で、ユーザーにも読みごたえのある記事になるはずです。

有料でできる集客方法はコレ!

短期集中して集客をアップさせたいときには、有料の集客方法を利用するのも一つの方法です。有料の集客方法にもいろいろなものがあるので、ここではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

リスティング広告

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードと連動して有料広告枠に掲載される広告のこと。簡単に言うと、お金を払うことでSEO対策をしなくてもネットショップを上位表示させる方法です。PPC(Pay Per Click)や検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーが広告をクリックすると広告費が発生する仕組みになっています。

リスティング広告は、GoogleやYahooで検索すると優先的に上位に表示されるので、ユーザーの目にも留まりやすく、ネットショップの認知度を上げるのにも効果的で高い集客力が期待できます。誰でも簡単に、アカウントを発行したり掲載する広告文を作ったりすることが可能。費用に関しては、少額から出稿できたり、クリックあたりの上限料金や1日あたりの予算・目標獲得単価を自分で設定したりできるなど、柔軟に運用できる広告です。

表示される順番はクリック単価に対して入札によるオークションと、キーワードと広告の関連性やランディングページの品質など、広告の品質によって広告ランクに基づいて決まります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、ユーザーが特定のサイトやブログなどを見ているとき、そのサイトに関連して表示される広告のこと。コンテンツに応じて表示されるため、コンテンツ連動型広告とも呼ばれ、クリックするごと広告費が発生します。ユーザーは、自分が興味のある内容の広告が表示されるため、広告をクリックする確率は必然的にあがるというわけです。

ディスプレイ広告は、テキストだけでなく、動画や画像などを表示させながらイメージを伝えることができるのも特徴の一つ。視覚、聴覚を通してわかりやすくユーザーにイメージを伝えることができます。

広告に掲載して集客力をあげるという点では、リスティング広告と似ているディスプレイ広告。しかし比較してみると、リスティング広告は「購入意欲の高いユーザー」にアプローチするのに対し、ディスプレイ広告は「購入意欲はあるけれどすぐに購入予定がない」ような、潜在ユーザーにアプローチします。そのため、幅広い層へアピールすることを得意としているのがディスプレイ広告の特徴です。

アフィリエイト

アフィリエイトは、アフィリエイターと呼ばれる第三者にブログやサイト上で商品を紹介してもらい、その成果に対して報酬を払うという仕組みの広告です。一般的に、アフィリエイト広告を出稿するときには、ASPというアフィリエイト会社に依頼します。

まず、ネットショップの開設者は紹介したい商品とその情報をアフィリエイト会社に登録します。すると、数多くいるアフィリエイターたちが登録されている多数の商品の中から自分が紹介したいと思うものを探し、適した商品があった場合には、宣伝用のページを作ってプロモーションを行ってくれるのです。

アフィリエイトでは、アフィリエイターのリンク経由で商品が売れたときにしか広告費が発生しないので、リスクが低く費用対効果の高い広告です。少ない予算でも成果が期待できる反面、売れにくい商品だと紹介してくれるアフィリエイターがいないという可能性もあります。また、基本的にアフィリエイターと直接やり取りをすることはないため、イメージに合わない広告を配信されることも考えられます。

アフィリエイトは、必ずしもアフィリエイターとイメージがマッチした形で広告を配信してもらえるとは限らないということを念頭に置いておいたほうがいいかもしれません。

純広告

純広告は、特定メディアの広告枠を買い取って一定期間、掲載を行う広告のこと。リスティング広告やディスプレイ広告は、GoogleやYahooなど複数のメディア上に掲載される可能性がありますが、純広告は特定のメディア上のみに掲載されるのが特徴です。掲載メディアの知名度やカテゴリーを利用できるため、製品の認知度を拡大するのに適しています。

純広告を出稿する際には、メディアを利用するユーザー層がネットショップで扱っている製品に興味を持つ層かしっかり検討し、どのメディアに掲載するかを慎重に決めることが大切です。

また、純広告はオークション制ではないので、必ず希望の位置に広告を掲載することができ、幅広い層にもアピール可能なので、潜在ユーザーにも認知されやすいというメリットがあります。一方で、他の広告に比べ広告費がかかるため、失敗したときのリスクが高いというデメリットがあることも理解しておくことが必要です。

SNSは無料でも有料でも集客を見込める便利ツール

Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeなど、SNSは多くの人に利用されている便利ツールです。近年では、自分の情報発信や人との交流としてだけでなく、情報収集の手段としてSNSを利用している人も多いため、SNSはネットショップ集客の成功事例が多い方法と言えるでしょう。

最後は、無料と有料か選べ、どちらも効果がある、SNSを使った集客方法を解説していきます。

「無料」で使えるSNS集客方法

SNSのアカウント作成は無料で行えるので、記事の投稿などで情報を拡散するSNSの運用は無料の集客方法と言えます。

SNSは、同じものに興味のあるユーザー同士でつながったり、フォローしあったりできるため、シェアや拡散によって情報を広げてもらえることも可能です。また、ハッシュタグをつけるのも重要なポイント。検索してほしいワードをできるだけ盛り込めば、ターゲットを絞りやすくなります。他にも、フォロワーを増やしたりコメントでやり取りしたりすることで、ユーザーの生の声を直接聞きながら、商品開発に役立てることも可能です。

中でもInstagramには、投稿した画像に商品のURLをタグ付けすることで、その商品ページに飛んで買い物をすることができるショッピング機能というものがあります。これは、投稿からネットショップにアクセスできて、そのまま商品を購入することができるというもの。このショッピング機能を使うことで、フォロワーに限らずより多くのお客様にアプローチできるため、集客方法としては効果が期待できる方法です。

しかしショッピング機能は、Instagramの設定する利用要件を満たす必要があり、その要件の中には、「独自ドメインであること」というものがあります。どういうことかというと、楽天市場など独自ドメインが使えないECサイトは導入できず、shopify(ショッピファイ)など独自ドメインが使えるECサイトは導入できるということです。

ネットショップを始めたいときは、どういう方法で集客をしていくかを先に検討し、商品にあった集客ができるところで開設するということも大切になるでしょう。

「有料」で使えるSNS集客方法

レイ広告の一種で、SNS上に自然な形で表示されるので、潜在ユーザーなど幅広い層にアピールすることができます。ユーザー数の多さや閲覧時間の長さなどから、他の広告と比較しても、より多くの人の商品を知ってもらう機会を持つことができる広告と言えるでしょう。

SNS広告は、サイトの閲覧情報とユーザーの個人プロフィール情報をもとに広告配信をするため、購入意欲が見込める層にアプローチすることができます。SNSにはいろいろな種類がありますが、微妙に利用層が異なるため、ターゲット層に合わせてインスタにするかYouTubeにするかなど、どのSNSを使うかしっかり見定めることも重要なポイントです。

ネットショップは集客が要!できることから始めよう

ネットショップ成功の秘訣は、集客方法にあります。無料のSEO対策やブログ、SNSを利用したり、有料の広告を表示したり、ネットショップの事情によって選ぶ基準は違いますが、できる方法から始めることが大切です。

また、ひとつに限らず複数の方法を合わせて取り入れることで、相乗効果を生み、継続的に売り上げにつなげることもできます。集客は、早く始めるに越したことはありません。ショップを開設したら、まず取り組むべき対策ともいえるでしょう。

しっかりと集客力をつけて、より多くのユーザーを獲得できるといいですね。

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Mana Sakakoshi

Mana Sakakoshi

大学卒業後、金融機関にて6年半営業職に従事。お金回りのことだけでなく幅広い分野でお客様のためになることをしたいと思っていた矢先にバレンサー創業者の阿部と出会う。現在ではバレンサーやクライアント様のブランディングをすべくPR(企画・SNS運用代行・Web,バナーなどのクリエイティブ作成)や、経営戦略を練るなど多岐にわたる業務に携わっています。

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